試合日:2008年 6月21日 球場:舞洲ベースボールスタジアム
大阪生野 0 0 0 0 0 0 1 1
大阪西成 2 2 0 1 1 0 x 6
投手 小川 捕手 土岐
日本選手権関西大会ベスト8をかけて舞洲ベースボールスタジアムで西成シニアと対戦。
しかし大会も4回戦、トーナメントもここまで来ると少しのミスや隙が大きく勝敗を左右します。
一戦一戦成長し、抜群のチームワークでここまで勝ち抜いてきた大阪生野でしたが、春に続きまたしても全国大会まであと一歩のところで力尽きました。
朝からの雨が少しずつ小雨になり、舞洲野球場での本日の第1試合、生野対西成の試合が午前9時5分プレイボール。この頃にはすっかり雨も上がりました。
今年3月、先のアサヒ杯・関西連盟春季大会市内ブロック予選の決勝戦での敗戦、その雪辱に燃えて今日の一戦を迎えます。選手達にもそんな思いがあったのでしょうか、いやそんな事よりも目の前の一戦一戦、全国目指して全力を尽くすだけ!きっとそんな思いでグランドに飛び出していった事でしょう。しかし、初回先頭打者キャプテン杉田のセンター前クリーンヒットの後、打線は沈黙します。いつものつながりが機能しません。攻守に小さなミスも見られました。見えない重圧なのか、気負いなのか、力の差なのか。西成シニアにこつこつと点を積み重ねられ、最終回を迎えて6点ビハインド。生野最後の攻撃は二死から四球の秋山を1塁において7番入佐が会心のツーベースヒット!この意地の反撃で1点を返します。が、攻撃もここまで。11時50分試合終了、結果は生野1ー6西成。3年生最後の全国への挑戦はこの時点で幕を閉じました。
とは言え、三年生にとってこれですべての試合が終わったわけではありません。まだまだ大会も試合も残ってます。ただ、夢の一つであった全国大会出場、その最後のチャンス。夢を懸けたこの大会は三年生たちのシニア野球生活における節目であったことに違いないと思います。そして全国進出を夢でないところまでチームを引っ張ってきたのも間違いなくこの生野シニア5期生の三年生たち。誰よりも悔しい思いをしている事でしょう。
今日の敗戦、バックネット裏は監督を含め選手達の気持ちやご父兄の思いをとてもこの場で代弁する事は出来ません。しかし、今日の悔しさを糧にきっとこれかもずっと選手らは頑張っていく事と思います。試合後の選手たちの顔、そして涙を見てそれを確信しました。
さあ、三年生の本当の勝負はこれから、まだまだこの先たくさんの叶えるべき夢が待っています。
「夢、叶うまで挑戦」です。
■打撃---------------------------------------------------------------------------------------
【1回】杉田 センター前ヒット。
【5回】原田 セカンド内野安打。 秋山 センター前ヒット。
【6回】入佐 左中間2塁打。
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Reported byバックネット裏