■第16回西部・市内ブロック選手権大会:オールスターチーム
2010年5月2日(日) 球場:万博球場
神戸にあるオリックスのファーム本拠地「あじさいスタジアム北神戸」で開会式があり、生野シニア全員で入場行進した後、すぐに万博球場に移動して第一試合での試合だったのが3年生オールスターチーム 先制点を入れるも、すぐに逆転され、このまま元気がなくなるのか?と思いきや、1点・2点と追加点を重ね同点に が、同点にした直後の守備途中でのキャプテン負傷により急なシフト変更に選手たちも戸惑いをみせ、逆転されてしまいました。やっぱり最後まで見えない「絶対勝つんだ」という気持ち。自分たちの手でラスト数カ月、「何か」を掴んで欲しいと願うばかりです。「勝ちたい。負けたくない」思いは胸の中にしまっておいてはいけません!前に前に出してみましょう!そして今日から自分の中で何かを変えてやっていきましょう!応援団は最後まで選手たちを信じて応援しますよ 頑張れ!生野シニア7期生たち
大阪生野 1100200 4
岡山 400021× 7
投手:綿谷(裕)~金城~大塚 捕手:名賀
【三塁打】 名賀
【安打】 寺中(裕)3本 ・ 名賀2本 ・ 西山2本 ・ 芹澤 ・ 井上 ・ 中橋
1回表 11時7分試合スタート!生野先攻!先頭の1番西山がファースト後方へのヒットで試合開始直後にチャンスが訪れます 2番山下がサード線にきっちりバントを決め、続く3番寺中が左中間へヒット。これで1アウト1・3塁です。始まってすぐのチャンス場面に4番名賀。ベンチからも応援団からも大きな期待を背負いバッターボックスに入った名賀の打球はライト方向へ。「とられるか?超えるか?」の打球でしたがライト捕れず「やったぁ!」 3塁ランナーの西山が還って先制点です!1塁ランナーはライトからの送球でアウト。2アウト1塁に変わります。5番綿谷はサードフライで3アウトチェンジ。初回から1点を先取し、幸先のいいスタートとなりました。
1回裏 生野の先発は綿谷!リズム良く打たせて取るピッチングを!と思いましたが、いきなり先頭バッターにレフトオーバーの2ベースを打たれ、続く2番にピッチャー前にバントを決められ、あわてたのか?捕球ができずに1塁もセーフ いきなりピンチに立たされます。3番にライト前に運ばれ、1点。続く4番にピッチャー前にバントをされますが、ここは綿谷あわてず3塁へ送球!タッチアウトで1アウト1・2塁。しかし5番にセンターオーバーの3ベースを打たれ、2点入れられ、6番にスクイズを決められこの回4点目。7番はレフトフライにおさえ3アウトチェンジ!アッと言う間に逆転されました。が、まだ1回表裏終わったとこです!今日の生野シニアのベンチは雰囲気が違いました
2回表 6番井上は足の負傷にも負けず、意地のレフト前ヒット 懸命に走ります。7番大塚がピッチャー前にバントを決め、続く8番中橋はファーボールをじっくり選び、1アウト1・2塁。9番太田もきっちりバントを決め、これで2アウト2・3塁!ここで1番西山はレフト前にヒット~ 1点返します 2番山下はファーストゴロで3アウトチェンジ!さぁ、しっかり守りましょう!
2回裏 この回から生野のマウンドには金城が上がります。8番にいきなりセンター前に運ばれます。9番にバントを決められますが、1番バッターの時に3塁へ盗塁をしかけた2塁走者にキャッチャー名賀が3塁へ送球タッチアウトで2アウトになります。盛り上がったところで続くバッターをショートフライに仕留めて3アウトチェンジ。0点に抑えることができました
3回表 先頭の3番寺中がセンターヒット!4番名賀はライトフライ、5番金城はピッチャー前にバントを決めてランナー2塁へ。続く6番井上に期待がかかりますがサードゴロで3アウトチェンジ。この回無得点です。
3回裏 2番をレフトフライ、3番をショートゴロ、4番はピッチャーフライでこの回9球で3アウトをとり、とってもいいリズムです!
4回表 7番大塚はショートライナー、8番中橋がセンター前にヒット続く9番太田はピッチャー前にバントをしますが、ピッチャー迷わずセカンドに投げて2アウトランナー1塁に 1番西山はピッチャーゴロで3アウトチェンジ。この回0点です(そろそろ反撃してや~~ )
4回裏 5番はショートゴロ、6番ファーストフライで2アウト!7番にライトへヒットを打たれますが8番を三振にとり3アウト!(金城よくやった さぁ!反撃してやぁ!)
5回表 2番山下はファーストゴロ。3番寺中がこの日3本目のセンター前ヒット ここで期待の4番名賀がきっちり4番の仕事をしてくれました ライトオーバーの3ベースヒット 1塁ランナーの寺中が還ってまずは1点!続く5番金城がセンターへ犠牲フライ!3塁ランナーの名賀が還って更に1点!同点です!!続く6番井上は三振に終わりますが、この回2点追加して試合は振り出しに戻ります
5回裏 9番を三振にとり1アウト、しかし1番にライトオーバーの2ベースを打たれます。続く2番打者の時にアクシデント 1球目のファールはファースト後方のファールゾーンへ。追っていったファースト寺中が捕球した瞬間、足を滑らせ背中から転倒、後頭部も打ち試合中断(捕球していたボールもグローブの外へ) 観客席のテント下に運ばれ、その後 救急車で病院へ キャプテン寺中が下がりシフト変更。ファーストにはライトの中橋が入り、ライトに上中が入ります!さてさて、試合内容に戻ります。結果、2番打者にはレフト前ヒットを打たれ2塁ランナーが還って1点。3番はレフトフライで2アウトにしますが4番に左中間をやぶる2ベースを打たれ1点追加。5番はショートエラーで2アウトランナー1・3塁になります。続く6番をショートゴロ→セカンドへ送球して3アウトチェンジ!この回2点を追加されます
6回表 7番大塚はセカンドフライ、8番中橋はじっくりファーボールを選び1アウトランナー1塁。しかし、続く9番太田はサードゴロ。サード→セカンドへ送球し1塁ランナーの中橋アウトで2アウトランナー1塁。続く先頭の西山は三振で3アウトチェンジ
6回裏 この回からマウンドにはレフトを守っていた大塚があがります!ピッチャーの金城はさがり、レフトに古池が入ります!先頭の7番をセカンドフライ、8番を三振にとり、いいリズムです。しかし9番にライトオーバーの3ベースを打たれ、1番にライトに運ばれ1点追加。1番打者はサードでタッチアウトとなり2点目は何とか阻止しました
7回表 最終回です!泣いても笑っても最後の回です!意地見せてくれるでしょうか 2番山下に代わり代打芹澤!芹澤は左中間へヒットを打ち、必死に1塁へ走ります!3番上中はカウント2-3まで粘りますが、三振にたおれます 4番名賀はこの日3本目となるヒットをライト前に打ち、1アウト1・2塁頑張れ!頑張れ!万博球場の芝生で必死の応援団も手に汗握ります しかし、5番古池に代わっての代打堀部、6番井上と二人続けて三振でゲームセット 4-7で負けてしまいました
朝の開会式の時から、選手たちの自覚のない行動が気になっていた応援団。開会式も自分たちのものなんですよ。生野シニアのユニフォームを着ている限り、試合をしていない時でも常に「準備の段階」にあるという自覚を持ってください一人一人が意識をすれば簡単なことです。監督コーチに怒られないと動けないようなチームでは、勝てません。ダラダラとする行動は、もう止めましょう。「素早く!素早く!」という監督の声を耳にしてから素早くするのは、小学生までです。自分たちの頭で考え、行動し、試合の準備をしてください。意識すると何かが変わります!意識しないと何も変わりません!頭で考え意識することが、野球だけでなく、これから大人になっていく君たちにとって絶対プラスになるからね 西部・市内ブロックは終わってしまいましたが、下でキャプテンが書いてるように、一番大きな大会である全日本選手権はすぐ始まります。「こうしたら良かった」「ああしとけば良かった」と試合が終わって後悔しないように、全力でぶつかりましょう。支えてくれてる監督コーチ、お父さん、お母さんたちに胸張って試合の報告が出来るよう、がむしゃら野球してみてください!期待しています!
オールスターキャプテン(現主将)寺中の感想
『朝の開会式の時のことで試合前から監督に怒られてからの試合でした。でも逆にそれが僕たち選手の気を引き締めてくれました。結果、試合は生野が先取点をとり、チームはいい雰囲気だったのに逆転できないまま終わってしまいましたが・・・。残す大きな大会は全日本選手権のみです!今までやってきた全てをこの大会にぶつけ、この大会が終わった時には三年生全員が“この生野シニアで、ここにいる監督、コーチ、選手たちと野球が出来て本当に良かった”と言えるように、残り少ないですが頑張っていきたいです!』