■大阪生野シニア6期生の最後の大会!鶴見大会の1回戦。今日参加した3年生選手18名が全員出場するという離れワザ!試合後半の追い込みに盛り上がりましたが惜しくも届かず。この夏3年生の公式戦、全日程が終了しました。
試合日:2009年 8月13日(木) 球場:芝運動公園グランド
守口シニア 3 0 2 0 3 0 1 9
生野シニア 0 1 0 0 2 0 4 7
投手 原田 川村 松崎 富山 捕手 丸田
故障回復!復活のマウンドに原田が立ちました!
が、チーム内外で現在大流行りの夏風邪で体調不良。
ここは大事を取って1回にマウンドを川村に譲ります。
その後、松崎〜富山がマウンドを守りました。
初回、守口シニアに3点先制を許した生野シニアの攻撃は、先頭打者ショート坂根が内野安打で出塁しますが後続が続かず無得点。
2回表の守口の攻撃を川村は0点に抑えます。
2回裏、生野の攻撃は5番ライトの花房からです。その花房はセンター前にしぶとくヒットを放ち無死1塁。そして6番は打撃好調のセンター富山。富山もライト前に運び 無死1〜2塁!この場面で打席は7番ファースト中村!中村は低めのスライダーを上手く合わせて打球はセンター前に3者連続のヒット!すると、ここでセンターがこれを後逸!それを見た2塁走者花房が一気にホームを狙います!が、花房は本塁直前でタッチアウト!惜しくも得点ならずです。しかし、1死2〜3塁とチャンスは続きます。
ここでバッターボックスは8番レフト植村が右打席に入ります。初球を見送った後の2球目、植村がフルスイング!みごとに捉えた打球はライナーでレフト前へ!タイムリーヒットで守口3ー1生野になりました。続く打者は9番サード高田。ここでヒットの植村が盗塁を試みますがタッチアウト。2死3塁になります。高田はこの打席、選球眼良く四球で1塁へ。2死ながら1〜3塁のチャンスは続きます。打順は先頭の坂根に還ってきました。が、好打者坂根もここはセンターフライに倒れこの回は終了。
3回表、守口シニアは2点を追加、守口5ー1生野になりました。
3回裏、生野シニアの攻撃は先頭の2番セカンド佐原がレフト前ヒットで出塁!つづく3番ピッチャー川村はライトへの大きな当たりでしたがライト追いつきワンアウト。4番主将キャッチャーの丸田もライトへの痛烈な当たりを放ちますが、これも正面をついて2死1塁となります。いい当たりが連続して出ますがチャンスは広がりません。さらに今日5番の花房の当たりも会心の一発!しかし、これまたセンターへの正面でこの回は悔しい無得点です。
4回表、裏は守口シニア、生野シニアともに無得点、4回を終わって守口5ー1生野。この回は6番富山に今日2本目のクリーンヒット、高田、坂根が四球を選んで満塁まで攻めますが、ここは期待の巧打者、佐原が凡退で惜しくも無得点でした。
5回表、守口シニアの攻撃に入りますが、ここで生野シニアは選手、シフトの変更。ピッチャーが松崎、ファーストに野村、セカンドに鎌田、レフトに亀岡、ライトに平川が入ります。この回、守口シニアはさらに3点を追加、守口8ー1生野になります。この時点で7点差をつけられ、コールド負けの可能性が出てきます。さらにピンチが続きますが、ここは投手松崎が意地のピッチングでバッターを三振に切って取り追加点を食い止めます。
5回裏、生野シニアはなんとしても得点しなければなりません。ここで先頭打者の3番ピッチャー松崎に変わり、代打に俊足の外野手、高山が左打席に入ります。しかし、5球目を打ちますがピッチャーゴロに倒れワンアウト。続く打席には4番丸田。積極的に初球をたたきます!打球はセンター前へ。主将の一打がワンアウトからチャンスを作ります。そして、5番ライト平川に代わり、代打に八木場が右打席に入ります。八木場も初球から積極的に振っていきますがファール。ここは俺が打つ!気合い満々でしたがこの打席は四球。(八木場のこの気合は次の打席に爆発します)1死1~2塁とチャンスを広げ後続につなげます。 そして、打席には今日2安打とマルチヒットの富山が打席に入ります。その2球目を富山は強振!見事にセンター前に打ち返し1死満塁のチャンスに!富山猛打賞!行け行け!スタンドも盛り上がってきます!このチャンスにバッターボックスにはファーストの野村。打撃好調の野村でしたがここは粘ったものの惜しくも三振に倒れます。 5回裏、2死満塁ながら点差は7点。ここで凡退すればコールド負けです。そして、打席には8番レフト亀岡が右打席に入ります。なんとか1点を!緊張の面持ちで打席に入った亀岡へのその初球、なんとワイルドピッチで三塁走者丸田がホームイン!これで守口8ー2生野になり、この回でのコールド負けは回避。となると、勝負はまだまだこれから!1点でも多くもぎ取っておきたいところです。引き続き2死ながらランナー2~3塁のチャンス。初球のワイルドピッチで少し落ち着いた亀岡は、カウント1-2から4球目のインコースを上手く腕をたたんでフルスイング!見事センター前に打ち返しタイムリーヒット!1点追加です。そして、つづく右打席には5回途中から高田に代わりサードの守備についている大市が入ります。大市も初球から狙っていきます。初球ファール、2球目ボールの後、3球目を強振!快音を残して鋭い打球が飛びますが惜しくもショート正面!これでこの回はスリーアウトですが、守口8ー3生野で後半の追撃に望みをつなげます。
6回表、守口シニアの攻撃ですが、ここで生野のマウンドにはセンターの富山が入り、先ほど代打の高山がライトへ、同じく代打の八木場がセンターに入りました。そのライト高山が好プレーを見せます。これ以上引き離されたくない状況でこの回も2死2塁のピンチ。ここで守口の打者はライト前にヒット!やばい、追加点か!?しかし、ライト高山が難しいバウンドも躊躇せず捕球!すばやく1塁へ送球しライトゴロに!好守の高山をナインは笑顔とハイタッチで迎えます。この好プレーがゲームの流れを引き寄せます!
6回裏、この回の生野シニアは三者凡退に倒れます。
7回表最終回、さらに1点を追加され、守口9ー3生野のスコアで生野の最後の攻撃を迎えます。
7回裏、生野シニア最後の攻撃は4番主将の丸田から。結果的には今日のこの試合が生野シニア6期生の最後の公式戦になりました。このチームを主将、捕手という重責ながら最後まで立派に引っ張ってきた丸田。公式戦最後の打席に入ります。最終回6点ビハインドで、5回の攻撃に続き反撃ののろしを上げたのは、やはりこの男でした!主将丸田がライト前に執念のヒットで出塁!よっしゃ!これからや!1塁側スタンドは盛り上がります!そして続く5番センター八木場もライト前に連打!これが気合のヒットです!八木場いいぞ!生野父兄も「力こぶ!」で応援! そして6番打者は今日猛打賞の富山!スタンドの期待を受けて右打席に入ります。4本目が出るか!?まさか、出たら4の4やで?が、なんと!出ましたー!富山はこの打席でも快音!しかも打球は右中間を破って走者一掃の三塁打に!なんと富山、今日4本目のヒットで2点追加!守口9ー5生野と追撃開始です!打った富山は三塁ベース上でガッツポーズ!行け行け!押せ押せ!さらに、無死3塁から7番ファーストの野村が打席に入ります。その表情からは秘めた思いが伝わってきます。ここはなんとしても打ちたかったはずの野村でしたが、冷静に四球を選んでチャンスをつなげます。これで無死1~3塁、このチャンスに8番亀岡が大きく深呼吸して打席に入ります。「どんな形でもええから、俺はつなぎたいねん!」と、試合前の亀岡。その気持ちが今日は結果に出ます。カウント1-3からの5球目をライト前にヒット!亀岡、今日2本目のタイムリーヒットの活躍!1塁ベース上で川村とグータッチです!これでスコアは守口9ー6生野、あと3点に迫ります!なおも無死1~2塁のチャンスです。そして続く9番サード大市がしっかりと四球を選び、大市も打線をつなぎます!これで塁上は満塁に!しかもノーアウト!打順は1番に還り攻守の要、ショート坂根が左打席に入ります。どんな球種でも対応力は抜群の坂根!ここでも坂根はうまくボールに合わせレフト線ぎりぎりへ打球を飛ばします!よっしゃ技ありや!、、が、なんと守口レフトが地面すれすれでこの打球を好捕!守口シニアも必死です。坂根の好打でしたが、惜しくもここは1死満塁になります。そして、続くバッターはセカンドの鎌田。気合満々で打席に入ります。持ち前の思い切りの良さで振り抜きましたが、打球はレフトへのフライ、、、。しかし、野球は何がおこるか分かりません!今度はそのレフトがこの打球を落球!生野にとっては思わぬプレーで追加点奪取!守口9ー7生野とその差2点まで追いついてきました。しかし、先ほどのプレーで1塁走者大市が2塁で封殺(これは仕方ありません)されたため2死1~3塁。 それでも生野1塁側スタンドは大盛り上がり!打席には6回に守備で好プレーを見せたライト高山。よっしゃ!行けー!テツー!スタンドからの声援もピークに!その高山、初球から狙っていました!その意気やよし!カキーン!当たりは完璧!でしたが、、わずかのところでピッチャーがキャッチ。惜しい!高山懸命に走りますが無情にもスリーアウト。追撃及ばずゲームセット。(徹っちゃん!ナイスバッティング!惜しかったなぁ!)
この瞬間、大阪生野リトルシニア6期生の公式戦は全て終了、3年生(6期生)20名の夏が終わりました。最後まで頑張った3年生みんなにかけてあげたい言葉はたくさんありますが、、、3年間たくさん楽しませてもらいました。選手のみんな、本当にありがとうね!!
----Reported By バックネット裏